年末年始で困ることの一つ、ごみの処理。
年末年始はごみの収集をおこなう業者も仕事が休みになり、ごみの回収がおこなわれなくなってしまうため、ごみを出すのを忘れてしまうとかなり厄介です。
そこで今回は、年末年始のごみの処理について解説していきます。
年末年始のごみの収集日やごみを出し忘れてしまった場合の対処法などについて紹介していくので、ぜひ参考にしてみてください。
年末年始のごみ収集日
まず前提として、年末年始のごみの収集日は各自治体によって異なります。
これはごみの収集をおこなっているのが各自治体であるためです。
そのため、確実な収集日を確認したいのであれば各自治体のホームページで確認するのが一番ですが、おおよその目安を把握しておくことも大切です。
そこでここからは、平均的な年末年始のごみの収集日について紹介していきます。
年末のごみ収集日
年末のごみ収集の最終日は、12月31日となっていることがほとんどです。
大晦日までしっかりとごみを収集してもらえますが、その後数日間は回収がお休みとなるので出し忘れないようにしてください。
年始のごみ収集日
年始のごみ収集が開始されるタイミングは、三が日が終わった1月4日に設定されている自治体がほとんどです。
ただ、自治体によっては5日からスタートというところもあるようですので、やはり自治体のホームページなどで確認する必要があると言えます。
年内にごみを出し忘れてしまったら?
年末年始は何かと忙しくなりやすいため、いくらごみ収集の最終日をチェックしていたとしても出し忘れてしまうことがあります。
そこでここからは、年内にごみを出し忘れてしまった場合の3つの対処法について紹介していきます。
近隣のごみ処理センターに持ち込む
年内のごみ収集の最終日にごみを出し忘れてしまった場合、近隣のごみ処理センターへの持ち込みを検討しましょう。
千葉県の市川市の場合だとクリーンセンターがあげられます。
これらは自治体が運営しているごみ処理施設で、持ち込みでのごみの処理が可能です。
そのため、ごみ収集最終日の指定の時間までにごみを出し忘れてしまった場合でも、ごみ処理施設にごみを持ち込めるのであればごみを処理してもらうことが可能です。
ただ、施設を利用できる日時についてはそれぞれの施設によって異なるので、必ず確認してから利用するようにしてください。
保管方法を工夫する
ごみを出し忘れてしまい、クリーンセンターなどの処理施設にも持ち込めない場合は、次の回収日までごみを保管しておかなくてはいけません。
においの出ないごみであれば邪魔にならない場所に保管しておけば問題ありませんが、保管に困るのが可燃ごみです。
可燃ごみはにおいや虫が発生するので、工夫して保管しなくてはいけません。
もし可燃ごみを出し忘れてしまった場合は、室内ではなくベランダに保管するようにしましょう。
また、少しもったいないですが、袋を二重三重にするなどしてにおいが漏れてしまわないように対策するようにしてください。
不用品回収業者を利用する
粗大ごみなど大型のごみを出し忘れてしまった場合は、不用品回収業者に処分してもらうという方法もあります。
不用品回収業者は、料金を徴収して不用品を回収し、処分してくれるタイプの業者です。
料金は回収してもらうごみの種類や量によって異なりますが、数千円から回収を依頼することができます。
ただ、生ごみや汚物などについては回収をおこなっていない業者がほとんどですので注意してください。

トラブルになりえる避けた方がいいこと
年内の最終回収日にごみを出し忘れてしまった場合、
・年始のごみ収集の開始日まで集積所にごみを置きっぱなしにする
などの方法で処理しようと考える方がいますが、これらの方法は近隣住民とのトラブルに発展する可能性があるのでおすすめできません。
他の集積所を利用するのはマナー違反ですし、見つかった場合、注意されてしまいかねません。
また、いくら集積所とは言え何日間もごみを置きっぱなしにする行為もマナー違反です。
生ごみなど可燃ごみの場合は、においや虫が発生しますし、猫やネズミ、カラスなどにあらされてしまう可能性もあります。
出し忘れない対策
ここまで年末のごみ収集の最終日にごみを出し忘れてしまった場合の対処法について紹介してきましたが、一番いいのは出し忘れないようにすることです。
そのための対策としては、
・前日までに玄関にごみをまとめておく
・早起きするなど余裕をもって行動できるようにしておく
・スマートフォンでリマインダーを設定しておくなど
など、やれることはたくさんあります。
ぜひこれらの対策を実践し、 年末年始をストレスなく過ごせるようにしてください。