引っ越しや大掃除などで大量に出てしまった不用品やごみを処分するのにおすすめの不用品回収。
ただ、不用品回収をおこなっている業者の中には悪質な業者もいるため、不用品回収を実際に利用する場合は悪質な業者に回収を依頼してしまわないよう気をつけなくてはいけません。
そこで今回は、悪質な不用品回収業者に騙されないための対処法について紹介していきます。
悪質な不用品回収業者の特徴や実際に起きたトラブルの事例について触れながら、悪質な不用品回収業者に騙されないための対処法について紹介していくので、ぜひ参考にしてみてください。
悪質な不用品回収業者の特徴
悪質な不用品回収業者に騙されないための対策としてまず初めに知っておきたいのが、悪質な不用品回収業者の特徴です。
悪質な不用品回収業者にはいくつか共通点があり、その共通点を把握していれば、悪質な不用品回収業者を利用してしまう可能性はグッと低くなります。
それでは、悪質な不用品回収業者に共通する4つの特徴についてみていきましょう。
トラックで巡回している
スピーカーを使って大音量で宣伝しながらトラックで巡回しているような不用品回収業者には注意が必要です。
一般的な不用品回収業者は、そういった宣伝はおこないません。
なぜならその地域の住人の方に迷惑がかかってしまうからです。
一方、悪質な不用品回収業者はとにかく依頼を受けることを第一に考えているので、そういったことを気にせず、大音量で宣伝して回ります。
こういった業者は常識や配慮が欠如していると言えるので、利用は避けるべきでしょう。
「無料回収」がセールストーク
スピーカーでの宣伝中に「無料回収」とうたっていたり、チラシに「無料で回収します」と記載されているような不用品回収業者は利用するべきではありません。
なぜなら、不用品回収は無料ではおこなえないからです。
どういった不用品を処分するにしても処分費用がかかります。
大型の家具や電化製品であればなおさらです。
こういった業者に依頼してしまうと、不用品の処分費用は無料になったとしても、作業費用や運搬費用という名目で高額な料金を請求される可能性があります。
そういったトラブルに巻き込まれてしまわないためにも、「無料回収」とうたっている業者は避けるべきだと言えるわけです。
会社の所在がわからない
- ホームページが公開されていない
- 地図に掲載されていない
- 連絡先に関する情報が確認できない
など、会社の所在がわからないのも悪質な不用品回収業者に共通する特徴の一つです。
今の時代、お客様との接点になるホームページを公開していないというのは、何かしらの理由があるからだと考えるべきだと言えます。
Google Mapなどの地図サービスに業者の情報が登録されていなかったり、連絡先に関する情報が出てこない場合も同様です。
まともな業者であれば、これらの情報はすぐに出てきます。
そのため、ホームページが公開されていなかったり、重要な情報が見つからない業者は避けるべきだと考えておくようにしましょう。
必要な許可が確認できない
不用品回収業を営むには、「一般廃棄物収集運搬業許可」を各自治体に付与してもらわなくてはいけません。
また、回収した不用品を再販する場合は「古物商許可」が必要ですし、白物家電を回収する場合は「産業廃棄物収集運搬許可」も受ける必要があります。
ただ、悪質な不用品回収業者はこれらの許可を受けていない場合が非常に多く、確認しようとしても確認させてもらえないことが多々あります。
許可を受けていない業者は違法に営業している業者だと言えるので、やはり利用するのは避けるべきだと言えるでしょう。
悪質な不用品回収業者によるトラブル事例
悪質な不用品回収業者に不用品の回収を依頼してしまった場合、どのようなトラブルに巻き込まれてしまう可能性があるのでしょうか?
悪質な不用品回収業者によるトラブルの事例をいくつか紹介していきます。
「無料」のはずが高額請求
悪質な不用品回収業者の特徴の一つとして「無料」とうたっているという点をあげさせてもらいましたが、こういった業者に回収を依頼してしまうと、何かと理由をつけて高額な費用を請求される可能性があります。
実際にそういったトラブルは多く、悪質な不用品回収業者に不用品の処分を依頼しないよう注意喚起している自治体も少なくありません。
回収後に不法投棄された
悪質な不用品回収業者の中には、不用品を格安で回収した後、正しい方法で処分せずに不法投棄してしまうケースが多々あります。
格安で回収をおこなっている手前、正しい方法で処分すると利益が出なくなってしまうので、不法投棄で処分にかかる費用を節約しているわけですね。
ただし、当然ですが不法投棄は犯罪です。
最悪の場合、不法投棄した業者ではなく、回収を依頼した側に連絡がいくこともあります。
このとき、住所や連絡先など業者に関する情報を控えられていればいいのですが、悪質な不用品回収業者の特徴の一つとして紹介したように、悪質な不用品回収業者は連絡先などの情報を公開していません。
そのため、最終的に再度別の業者に不用品の回収を依頼しなくてはならなくなってしまう可能性があります。
見積りを依頼したら勝手に回収された
不用品回収にかかる詳細な費用を確認したい場合に実施する見積り。
しかし、見積りを依頼しただけなのにも関わらず、勝手に回収までおこなわれてしまい、高額な回収費用を請求するというトラブルが多発しています。
そのため、先ほど紹介した悪質な不用品回収業者の特徴にあてはまるような業者には、見積りも依頼するべきではないと言えますね。
搬出のときに壁や床が傷ついた
悪質な不用品回収業者は対応も雑です。
そのため、不用品の搬出作業の際に住宅の壁や床を傷つけるというトラブルも多発しています。
優良な不用品回収業者であれば、そういった万が一の場合に備えた保障が設けられていたりもしますが、悪質な不用品回収業者はそういった保険に加入していませんし、そもそも不備を認めてくれません。
そのため、自費で修繕しなくてはいけなくなってしまいます。
悪質な不用品回収業者に騙されない為の対策法
悪質な不用品回収業者に騙されないためには、まず、「悪質な不用品回収業者の特徴」で紹介した特徴に当てはまるような業者の利用を避けることが大切です。
それだけで悪質な業者に騙されてしまう確率を大幅に下げることがことができます。
また、
- 見積りをとる
- 複数の業者から見積りをとる
- 見積書の内容をしっかりと確認する
- 契約書を必ず受け取る
- 領収証を必ず受け取る
- 不用品の処分方法を事前に確認しておく
などを意識することも大切です。
それでも悪質な不用品回収業者の被害にあってしまった場合は、国民生活センターに相談してみてください。
ただ、あくまで個人的な意見にはなりますが、千葉県の市川市で信頼できる不用品回収業者を探しているのであれば、「不用品回収ルート」がおすすめです。
私自身実際に不用品回収ルートに不用品の回収をしてもらって満足していますし、しっかりと許可を得て営業している業者なので安心して回収を依頼できるようになっていますよ。